dkao
段ボールの隙間がこちらに笑いかけてきている。
ついでに、近くにあるブラックニッカのおじさんも。
ふと意識してみるとたくさんの顔があって、
生きてる非生物たちがこちらを悼んできている。
josou
毎度のごとく(とはいえそんな数はないけど)、卒の論を打ち倒すための助走的文章を打ち込もうと思う。ここまできて、とんとやる気が起きなくなってしまった。もしかすると、私はこれを終わらせたくないのかもしれない。別に問い自体はこれからも続けていくだろうし、日々次の個体に思考の道筋を残していくだろうけれども、なんというか、この卒業論文という営みをまだ終わらせたくない。終わってしまったら、終わってしまうから。ケーキの最後のひとくちが食べられないような、好きなアニメの最終回がいつまでも見られないような。ここまでの毎日がとても楽しかったような気がするから、それが失われてしまうのが酷く怖い。幸福な日々がなくなってしまうことより、幸福な日々があったことを忘れてしまうのが、そしてそのうちに忘れたことすら忘れてしまうのが、とても怖くて息苦しくなる。願わくば、その個体性を保ったまま、いつまでもそこにいてほしい。
助走、助走かこれ……?内容重すぎんか……。記録を参考にすると、これまでの私はこういうとき、相手との関わりを意図的に絶ったり、敢えて嫌われるように仕向けたりしていたみたいですね。現在の個体は別にそんなことは考えていない。なくならないよう、精いっぱい足掻いてやりたいと思う。病んでないよ!超元気!いえ~い!ハッピーなエンターテインメントではもういられないけど、寂しらな木枯らしにもなれないから、適当にやっていくよ。
冬の味
今飲んでいる「CCレモンはちみつりんご風味」、ものすごく冬の味がする。何がどう冬の味なのかは正直自分でもよくわからない。濃くて暗い赤の、少し柔らかいざらつきの中、暖房を強くし過ぎてちょっぴり汗ばむくらいの空気みたいな味。よくわからん。それはそれとして、ふつうにおいしいです。おすすめ。
どうやら、私はこういうよくわからん結び付きが生じやすい脳を持っているらしい。むしろ脳の中はそういう感覚とか抽象的な言葉で溢れている。たぶん、共感覚とかいうものが強いんだと思う。私自身はとっても楽しくて好いのだけど、それを外界の人物に伝えようと思うと翻訳に時間がかかる。そのまま言ってもうまいこと伝わらないだろうし、翻訳してもうまくいかない。全部を余すことなく伝えたいのに、うまく伝えられなくて、その上結局、最小限伝えたいこともよくわかんなくなってしまう。困った。でもまあ、そもそも100%伝わることなんてないし、もうちょっと適当にやっていけばいいのかもしれない。とろとろに混ざりあったアイスクリームは綺麗に別けられない。けどたぶん、それでもそれなりに美味しい。
0度
最低気温0度!!!?ニンゲン!寝よう!そこまで人間の身体強くないんだから、たくさん寝て、たくさん食べて、また春先に目いっぱいぽやぽやふよふよしよう。あったかくするんだよ。私も、お布団に入って卒論とお喋りしながら眠るとしようかな。
あさぼらけと蛇 with単調なトイレットペーパー
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