FG
文章を整えるような余裕(気持ち的にも時間的にも)はあんまりにないから、とりあえず今回は思いついたことを思いついたままに、適当に書き殴っていくこととします。タイトルに意味はない。キーボードで目についた文字。フライ・ジャイアントコーン
まずビブリオバトル、あれは本当に駄目だった。以前から、好きなものを語ったり紹介したりといったことには苦手意識があったけど、あそこまで駄目だとは思わなかった。メンバーは私の中ではそれなりに信頼している人たちだったし、一番好き/一番嫌いな本は避けたからいけると思ってた。本を選ぶのも、内容を考えるのも、発表するのも本当にしんどかった。自分の中でちゃんとこういうところが好き/嫌いっていうのはぼんやりとあったんだけれど、それらはものすごく絶妙なニュアンスを持っていて、既存の言葉で形容しようがなかった。しかも、どうにか型に押し込めようとした結果、重大な要素が(正直自分でもわかんないんだけど)変質してしまって戻らなくなってしまった。紹介した2冊はもう前ほど強い感情を湧きあがらせてくれなくなっちゃったし、他のものへの感覚も鈍くなっちゃって、ただ訳のわからない悲哀ばかりが追い立ててくる。発表内容を忘れたフリして適当に剥落を食いとどめたけど、全部言っていたらもっと酷い気持ちになっていたかもしれない。ひとまず、本当にあれはもう二度とやりたくない。人のを聞くのはとても楽しく好きだったので、聞くだけでも良いのであれば積極的に参加したく思う。
それはそれとして、人に自分のことを話せるようになりたいとは思う。全部じゃなくて良い。「自分はこれをやりたくない」とか「本心を話そうとすると苦しくなって涙が出てきてしまう」とか、そういうことを事前に伝えられるようになりたい。文章だったらまだ大丈夫とかを言っておくのもありかもしれない。きっと、今の学部の、私が好きな人たちだったらこういうことを言っても大丈夫なんだとは思う。でも声に出すのは怖い。喉の奥がぎゅっとして、視界が定まらなくなってくる。いっそ、誰か学校の人にこの散らかった文章を見せるのも良いかもしれない。相手に負担をかけるのも、エンターテインメントじゃいられなくなってしまうのも重々承知の上で。そうしたら、私はもっと誰かを信頼できるし、大切にできるようになれる気がする。気がするだけかもしれんけど。
優等生?でいることはとっくにやめられたと思ってた。でもそれはそうじゃなくて、相手の喜びそうなことを(演じているという意識なしで)自然にできるようになっただけだったのかもしれない。こういうことを、こういった声の調子で、こういうタイミングで、たまにちょっぴりぽんこつと毒を混ぜ込んで、それっぽいようにふるまうのが得意になりすぎたのかもしれない。全然そんなことなくて、全部本当に自然に出た言動だったのかもしれないけど、そうじゃないかもしれない。体外的に向けられた自分の気持ちについて、断言できることがなにひとつない。
よくわからなくなってしまったし、数分後に家を出なければならないのでひとまずおしまい。後々追記するかもしれない。
追記:
バイトに行ってきた。かなり絶望的な心持ちだったにも拘わらず、いつも通りにこにこできて怖かった。気持ちも思考もかなりあれな状態のままだったのに、身体は自然と動いてて、なんだか自分のものじゃないような感じがした。すご~い!今の状態、季節のタイミングもかなり悪かったな。前の学部でおわりになり始めたのも確かこれくらいの時期だったし、10月11月と相性が悪すぎる。ハロウィンはこんなに楽しいのに!
人間に助けを求める……というよりかは自己開示をするにあたって、虚勢を張らないように注意しないといけない。本当に根の深い悪癖。大丈夫ぶるんじゃないよ大丈夫じゃ全然ないんだから。とはいえ、これ見よがしに顔面死んだ状態なのもあれだよな。別にわざとやるわけじゃないし、むしろにこにこを作ってるんだけど……自然って難しい!あとは相手の様子を見るのは怠っちゃだめだよね。自分も余裕ないからうまくできないかもだけど、二人して駄目になっちゃわないように。
さて、大学の誰かに助けを求めるとして、誰に求めようか。いまのところ3人ほど話してもいいかもって人はいる。いるんだけど、ひとりは前期で卒業しちゃったし、ひとりはこの間会ったときちょっと元気なさそうだったし、一番信頼してるやつは一生やりたくないあれの立案者だから、責め立てるみたいでちょっといいづらい(それに今月末までオフィスアワーも空いてなさそうだった)し、どうしようかな。別にこのまま放置しても病巣は広がりやしないと思うけど、痛みが若干和らいで、行動することをやめちゃったらたぶん駄目なんだよなあ。
ちなみに嫌いな本にはカフカの『変身』を挙げました。あんな物語に意味を見出して苦しくなってしまう生涯は送りたくなかった。わけわかんないけどなんか滑稽だねって本を閉じて二度と読まないでいたかった。もっと多くの感覚が渦巻いてたはずだけど、こういう風に形容してからそれ以外思えなくなった。かなしいね。カフカ自体は好きだよ、余白があって。
長すぎんか……卒論しないといけないからひとまずこれでおしまい。どうにか暴れてみようと思う。フォーチュン・グルタミン
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