冬眠から春眠
春、なぜかこの季節はいろいろとだめになる。
冬は冬でだめなんだけど、それとはちょっと違う感じ。冬は活動エネルギーが全て脳の方にいってしまっていて、そのくせエネルギーは負のものに変えられていってだめ。春は身体的な活動量が増えて、いっぱい創作したら急に虚無を感じてだめ……みたいな。
たぶん、自分の中を絵とか音楽とかの形にしている過程の瞬間瞬間でその表現しようとしている想いなんかが消化されて、中身がからっぽになっていっているんだと思う。しかも制作途中でどんどん抜けていくからつらくなってきて最終的に何も完成できない。ただ何を考えて、そんなにも自分にとって重大なことだと思ったのがわからなくなるだけだ。
日記もそう、書きかけのものがいくつか放り捨てられている。名古屋でいろいろ考えたこと、商店街を徘徊したこと、旧友と返事のない会話をしたこと。どれも最後まで書き留められず、霧のように朧げになって輪郭すら掴めなくってしまう。
冬の絶望的な毒を吐き出そうとしてるのかもしれないけど、ちょっと加減が下手みたいだ。必要な栄養素まで全て生み出すものから流し出してしまうと動けなくなっちゃうよね。
原因とか対策とか全然わかんないから、少しの間創作とか考えたことを日記に書くのはお休みしようと思う。こういうぐちゃぐちゃしたものはむしろ流出してくれた方が楽だから書いたけど。どうやらまだちょっとだけ眠いみたい。おやすみなさい。
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